おはようございます。びこです。
今日はお遊び企画です!
「四月は君の嘘」というマンガ、みなさんご存知でしょうか
ピアノが中心になってるマンガで、結構知ってる方もいるかと思うんですが
私もこのマンガ、ピアノを始めるよりずっと前から読んでまして
かなり良い話で、私がピアノを始める後押しをしてくれた一冊でもあります。
このマンガ、主人公の有馬公生君が過去の心理的ストレスが原因で
自分の演奏するピアノの音が聞こません( ゚д゚ )
<四月は君の嘘 1巻より>
さらに、有馬君、音が聴こえない上に音譜が幽体離脱します
<四月は君の嘘 2巻より>
有馬君、最終的にはこの状態でも普通に弾けるようになっちゃうんですが
読んでた当時から、ピアノをまだやってなかったのもあって
この状態がどういう感じなのかがあんまりイメージ掴めませんでした
しかし、よく考えると、電子ピアノのならこの状況、完全に再現出来る事に気づき、
実際に試してみました!
★方法
①暗譜出来てる曲を準備(今回はキャサリン・ロリンの「愛のテーマ」)
②電子ピアノの音量を0にする
③電子ピアノの録音機能を使って録音する
④楽譜は見ない
これで打鍵音しか聴こえない有馬君の状況が完全に再現できたと思います( ゚д゚ )
というわけで、この状況で弾いてみました
・・・
・・・全く弾けない/(^o^)\
思ったより大分難しかったですorz
音量0で楽譜も無いと、指標に出来る物が全くなくて
最初の1小節弾いただけで、頭が完全にフリーズしました(´;ω;`)
けもねこさんのブログでいろいろな暗譜方法って記事がありまして
私は手の動きをダンスとして覚えるのと、音の流れで曲の暗譜をしてるタイプだと思うんですよ
そのうちの音の流れがせき止められた状態だと、弾けない弾けない笑
後もう一個、ペダルを踏む足が動かないんですよね
自分が思った以上に、耳を頼りにして演奏ってやってるんだな~と変な発見を笑
しかし、有馬君、師匠にこんな事も言われます
"音が聴こえないってことは"
"聴覚的な音に束縛されないってことじゃないかな"
"音が聴こえなくなる、それは、おくりものだよ"
というわけで、めげずにこの状態で練習してみました( ゚д゚ )
音量0で弾いて録音して、録音を確認して~を繰り返してたんですが
びっくりすることに、演奏中のミスに気付かないんですよね
間違えて隣の鍵盤叩いてても、録音聴くまでわからないんですよ
録音聞いて吹きそうになります笑
そして、やっぱり音聞こえないせいか、ミスがめちゃくちゃ多いorz
でも、ミスは置いといても、確かに演奏が大分違う!
ちなみに、有馬君も演奏中以外は音聞こえるので、おんなじように録音で演奏確認してました笑
そして、この状態でしばらく練習し、ようやく序盤の少しだけですがミス無しで弾けました( ゚д゚ )クワッ!!
40秒分だけの録音になります、それ以上は無理!笑
何がどう違うのかわからないと面白くないので、まず先日普通に録音したやつからお聞き下さい
普通に演奏したバージョン ~40秒まで
電子ピアノの音量を0にして、楽譜も閉じた状態で弾いた演奏
良い悪いは置いといて
ちゃんと音を聴きながら弾いたやつより、演奏がねっちょりしてます
なんとも言い難いですが、確かにイメージはこっちの方が近いかもしれません
もしかしたら、音を聴きながらの演奏は、無意識にでも、今までに聞いた参考音源の演奏に
合わせちゃってるのかもしれませんね~
電子ピアノで弾いてる皆さん、自分の聴覚への頼り具合がわかると思うので
是非一度ためしてみてください笑
頭のなかで歌いながら弾くタイプの人はこういうのに強いかもしれませんね~
何より、こんなに弾けなかったの自分だけで
皆さん音無し楽譜無しでも結構弾けたりするのかが気になります笑
ちなみに、音も出さず、ヘッドホンも付けずにピアノを弾く光景は
間違いなく病んでる人状態に見えるので注意しましょう( ゚д゚ )